こんにちは!
このガイドでは、Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)を再インストールする方法を、ステップごとにわかりやすくご案内します。WSLの動作に問題があるときや、一から環境を整え直したいときにご利用ください。
🔁 ステップ1:現在の WSL をアンインストールする
1.1 PowerShell を管理者として開く
- スタートメニューで「PowerShell」と入力し、
出てきた「Windows PowerShell」を 右クリック →『管理者として実行』 を選びます。
1.2 現在の WSL ディストリビューションを確認
以下のコマンドを入力して、現在インストールされている Linux ディストリビューションを確認します:
wsl --list
1.3 特定のディストリビューションを削除
削除したいディストリビューション名を確認したら、以下のように入力します(例:Ubuntu):
wsl --unregister Ubuntu
1.4 WSL 関連のコンポーネントを完全に停止&削除
まず、WSL を完全に停止します:
wsl --shutdown
その後、Windowsの「アプリと機能」(設定アプリ)を開き、Windows Subsystem for Linux
を検索してアンインストールしてください。
🔄 Step 2: Reinstall WSL2
🔄 ステップ2:WSL2 を再インストールする
2.1 PowerShell を再び「管理者として」開き、以下のコマンドを実行:
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
⚠️ この操作ではPCを再起動しなくても良いと表示されますが、次のステップの前に 必ず手動で再起動 してください。
2.2 コンピューターを再起動する
2.3 WSL2 Linuxカーネル更新パッケージをインストール
以下の公式リンクからインストーラー(.msi
ファイル)をダウンロードして実行してください:
👉 WSL2 Linux カーネル更新パッケージをダウンロード
⚙️ ステップ3:WSL2 を有効にし、Linux をインストールする
3.1 WSL2 をデフォルトに設定
wsl --set-default-version 2
3.2 Linux ディストリビューションをインストール
方法1:Microsoft Store からインストール
- Microsoft Store を開き、「Ubuntu」「Debian」などで検索してインストールします。
方法2:コマンドでインストール(例:Ubuntu)
wsl --install -d Ubuntu
📌 コマンドでのインストールには Windows 10 バージョン2004以降、または Windows 11 が必要です。
🧑💻 ステップ4:Linux 初回起動時の設定
初めてインストールした Linux を起動すると、
ユーザー名とパスワード の設定を求められます。これは Linux 環境で使うアカウント情報です。
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