こんにちは、AI-meeeeの読者のみなさん!今回はWordPressサイトの記事URLとタイトルを無料で自動的に出力する方法をご紹介します。プラグインを購入せずに、WordPressの標準機能とちょっとした工夫で実現できる便利な方法です。特に多くの記事を管理している方にとって、この方法はとても役立つはずですよ!
RSSフィードを活用した無料自動出力の基本
「Export All URLs」や「WP All Export」などの有料プラグインに頼らなくても、WordPressに標準搭載されているRSSフィード機能を利用することで、記事のURLとタイトルを無料で自動出力できることをご存知でしょうか?
WordPressには最初から、サイトの新着情報を配信するためのRSSフィード機能が備わっています。このRSSフィードには、記事のタイトル、URL、公開日時などの情報が含まれているため、これを外部の無料ツールと連携させることで、定期的な自動出力が可能になります。
RSSフィードとは?
RSSは「Really Simple Syndication(とても簡単な配信)」の略で、Webサイトの更新情報を効率的に配信するための標準的な形式です。あなたのWordPressサイトでは、以下のURLで自動的にRSSフィードが提供されています:
IFTTTを使った自動化セットアップ
ここからは、無料の自動化ツール「IFTTT(If This Then That)」を使って、RSSフィードからGoogleスプレッドシートへ自動的にデータを転送する方法を説明します。
IFTTTとは?
IFTTTは「If This Then That(もしこれならばそれを実行する)」という意味で、さまざまなWebサービスやアプリ同士を連携させるための無料ツールです。無料版でも月に5つまでの自動化が設定できるため、今回の用途には十分です。
具体的な設定手順
- IFTTTへの登録:https://ifttt.com/にアクセスし、無料アカウントを作成しましょう。
- 新しい自動化(アプレット)の作成:ログイン後、「Create」をクリックします。
- トリガー(If This)の設定:「RSS Feed」を選択し、「New feed item」(新しい記事が公開された時)をトリガーに設定します。
- フィードURLの入力:あなたのWordPressサイトのRSSフィードURL(例:https://あなたのサイトのURL/feed/)を入力します。
- アクション(Then That)の設定:「Google Sheets」を選択し、「Add row to spreadsheet」(スプレッドシートに行を追加)を選びます。
- Googleアカウントとの連携:Googleアカウントと連携し、データの書き込み先となるスプレッドシートを指定します。
効果的なスプレッドシート設定
スプレッドシートの列設定は以下のように行うと、必要な情報がきれいに整理されます:
この設定をすると、新しい記事が投稿されるたびに、自動的にGoogleスプレッドシートに情報が追加されていきます。CSV形式でエクスポートする機能も備わっているため、必要に応じてCSVファイルとして保存することも可能です。
別の選択肢: Make(旧Integromat)
IFTTTの代わりに「Make」という自動化ツールも選択肢としてあります。無料プランでは月間1,000操作まで可能で、より複雑な自動化も設定できます。費用をかけずにさらに高度な自動化を実現したい場合におすすめです。
この方法のメリットと注意点
メリット
- 完全無料:追加費用なしで実現できます
- 自動化:一度設定すれば、新規記事が公開されるたびに自動的にデータが更新されます
- 簡単な設定:技術的な知識がなくても、手順に従うだけで設定できます
- 柔軟なデータ活用:Googleスプレッドシートに出力されるため、データの加工や分析が容易です
注意点
RSSフィードは通常、最新の10〜20記事程度しか含まれていません。そのため、全記事の一括出力には適していません。もし過去の全記事も含めたい場合は、最初だけ手動で全記事のデータを取得し、それ以降はこのRSS連携で新規記事を自動追加する運用がおすすめです。
全記事を一括取得したい場合
サイト内の全記事を一括で取得したい場合は、最初だけWordPressの管理画面から「ツール」→「エクスポート」機能を使用するか、一時的にAI支援のスクリプトを活用して全記事のURLとタイトルを抽出することも検討してみてください。プログラミングに詳しい方は、Claude CodeなどのAIコーディングアシスタントを使ってカスタムスクリプトを作成するのも良いでしょう。
実際の運用と活用方法
この方法で収集したURLとタイトルのデータは、以下のような用途に活用できます:
- サイトマップの自動生成
- 内部リンク戦略の分析と改善
- 記事のカテゴリ別・時系列での整理
- SEO分析のための基礎データ収集
- SNS投稿の自動化(IFTTTでさらに連携可能)
特にAIモデルを活用している方は、収集したデータをもとに記事の分析や最適化を行うことで、さらに効果的なコンテンツ戦略を立てることができます。
まとめ:無料でも実現できるWordPressデータ管理
WordPressのRSSフィード機能とIFTTTやMakeなどの無料自動化ツールを組み合わせることで、追加費用をかけずにURLとタイトルの自動出力環境を構築できることがわかりました。
この方法は特に以下のような方におすすめです:
- 個人ブログや小規模サイトを運営している方
- プラグイン購入費用を抑えたい方
- サイト管理を少しずつ自動化していきたい方
- プログラミング知識がなくても実装できる方法を探している方
ぜひ試してみて、WordPressサイト管理の効率化にお役立てください。もしAIツールを活用したさらなる自動化に興味がある方は、ぜひその他の記事もチェックしてみてくださいね!
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