1
IntelliJ IDEAにPythonプラグインをインストール
IntelliJはデフォルトでPythonに対応していないため、まずプラグインを入れる必要があります。
手順
- IntelliJ IDEAを起動
- メニューから File > Settings(または Ctrl+Alt+S)
- 左メニューで Plugins を選択
- Marketplaceタブで「Python」と検索
- Python Community Edition などをインストール
- インストール後、IntelliJを再起動
2
Python SDK(インタープリター)を設定する
プロジェクトがPythonを正しく使えるよう、Python実行環境(SDK)を指定します。
手順
- 新規プロジェクト作成時、New Project ダイアログで左側から Python を選ぶ
- Project SDK にPythonのインタープリターを指定
- まだ指定できない場合は、「Add Interpreter」をクリック
- ローカルにインストール済みのPythonを指定
- 例:
/usr/bin/python3
(Mac/Linux)や、C:\Python310\python.exe
(Windows)
- 例:
ヒント
ここで仮想環境(venv)を作成する設定もできます。プロジェクトごとに依存関係を分けたい場合はおすすめ!
3
Pythonファイルを作成する
Pythonスクリプトを書くためのファイルを作りましょう。
手順
- プロジェクト内で右クリック → New > Python File
- ファイル名を入力(例:
main.py
) - 好きなPythonコードを書く!
main.py
print(“Hello, IntelliJ!”)
4
Pythonコードを実行する
いよいよプログラムを動かします!
実行方法
- ファイル上で右クリック → Run ‘ファイル名’
- または、コード内の緑色の▶ボタンをクリック
実行結果は、画面下部の「Run」タブに表示されます。
5
より快適に使うために(オプション)
- コード補完(IntelliSense)も自動で有効
- デバッガも使えます!(ブレークポイントを置いてステップ実行)
- ターミナルも内蔵されているので、pipコマンドなどもすぐ使えます
プログラミングをさらに効率化したい方は、Google Gemini Code Assistの実用ガイドもぜひご覧ください!AIを活用したコード開発支援ツールについて詳しく解説しています。
まとめ
ステップ | 内容 |
---|---|
① Pythonプラグイン導入 | IntelliJにPythonサポートを追加 |
② SDK設定 | 実行するPython環境を指定 |
③ ファイル作成 | .pyファイルにコードを書く |
④ 実行 | Runボタン or 右クリック実行 |
【個人的なポイント】
PyCharmとの違いについて
IntelliJにプラグインを入れることで、ほぼPyCharmと同じレベルでPython開発ができます。ただし、プロ用の高度な機能(プロファイラーなど)が欲しい場合は、PyCharm Professional版が便利かもしれません。
仮想環境(venv)推奨!
プロジェクトごとに仮想環境を作っておくと、パッケージのバージョン違いでトラブルになりにくいです。開発環境の設定に興味がある方は、WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)の再インストール方法についての記事も参考になるかもしれません!
IntelliJを1本で統一するメリット
JavaやKotlin、Web系と一緒にPythonもやりたい人は、IntelliJで全部管理するとめちゃくちゃ楽です!
開発を効率化したいなら
効率的な開発環境構築に興味がある方は、GitHub MCP Serverの完全ガイドもチェックしてみてください!開発ワークフローの改善に役立つ最新情報を掲載しています。
コメントを残す