Claude DesktopのMCP(Model Context Protocol)機能には、Filesystemモードだけでなく、「Memory MCP(server-memory)」も存在します! Memory MCPを使うと、Claudeが永続的な記憶(メモリ)機能を持ち、セッションを超えてユーザーの情報を保持できるようになります。
今回は、Mac環境でMemory MCPを設定する方法をステップバイステップで解説します!
記事まとめ
- Claudeに長期記憶機能を追加できる!
- 必要なのはNode.jsと設定ファイル編集
- 推奨Node.jsバージョン(LTS版)も解説
- 記憶を活用した高度な対話が可能に!
参考記事:Setting up Claude Memory MCP(Medium) など
前提条件
- Claude Desktop をインストール済み
- Node.js(推奨バージョン:22.14.0 LTS版) がインストール済み
MacでMemory MCP(server-memory)を設定する手順
1Node.jsのインストール確認
ターミナルで以下を実行して、Node.jsがインストールされているか確認します:
Claude DesktopのMCP機能は安定版のLTSバージョンを推奨しています。 推奨バージョンは Node.js 22.14.0(LTS版) です。
Node.jsが未インストールまたは古い場合は、Node.js公式サイト(LTS版)からインストールしてください。
2Claude Desktopの設定ファイルを開く
- Claude Desktopを起動
- メニューバーから「Claude」→「Settings…」
- サイドバーから「Developer」を選択
- 「Edit Config」ボタンをクリック
これで設定ファイル(claude_desktop_config.json)を開きます。
3設定ファイルを編集してMemory MCPを追加
設定ファイルに以下を追加してください:
注意ポイント
- filesystem MCPと併用する場合は、mcpServers内に両方書きます。
- JSON形式に注意(カンマや括弧を忘れないように!)
例(FilesystemとMemoryを同時に設定する場合):
4Claude Desktopを再起動
設定ファイルを保存したら、Claude Desktopを一度完全に終了(「Quit Claude」)してから再起動します。
5動作確認
起動後、入力欄下部に「ハンマー🔨」アイコンが表示されていればOK!
試しにClaudeにこんなリクエストをしてみましょう:
- 「私の好きな食べ物はピザです。覚えておいてください。」
- 次のセッションでも「私の好きな食べ物は何?」と聞くと、ピザと答えてくれるはず!
これがMemory MCPの力です!
トラブルシューティング
Memory MCPがうまく動かない場合は:
- Claude Desktopを再起動したか?
- 設定ファイルのJSONが正しいか?
- ターミナルでログを確認:
エラーが出ていたら、設定を見直しましょう!
Memory MCPを使うとできること
Memory MCPでClaudeに「記憶」が生まれると、次のようなことが可能になります:
- 好みや趣味を覚えてくれる
- 過去のプロジェクトの内容を記憶してサポート
- 継続的な対話がより自然に!
まさに「あなた専用の賢いアシスタント」に進化します✨
まとめ:Claudeに記憶を持たせよう!
ClaudeのMemory MCPを設定することで、対話型AIが単なる質問応答から、あなたに寄り添うパートナーへと進化します。 設定は数分でできるので、ぜひチャレンジしてみてください!
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