ざっくり要約:
Figmaは、クラウドベースのデザインツールで、UI/UXデザイナーだけでなく、エンジニアやプロダクトマネージャーも一緒にリアルタイムでデザイン作業ができるのが最大の魅力。ブラウザさえあればどこでも使えて、チームコラボがめちゃくちゃスムーズになります。この記事では、Figmaの基本機能から、無料でどこまで使えるのか、さらにはAI時代のFigma活用の未来まで、まるっと紹介します。
Figmaって何がすごいの?
Figmaは一言でいうと、クラウドベースのUI/UXデザインツールです。従来のSketchやAdobe XDと違い、インストール不要でブラウザ上で全ての作業が完結します。
特に注目すべきは以下の点:
- リアルタイム共同編集(Google Docs的な)
- バージョン管理が自動
- デザインとプロトタイプが一体化
- プラグインやAI連携も豊富
つまり、Figmaさえあれば、リモートワークでもチーム全員が同じデザインファイルを見ながら作業できちゃいます。
Figmaの主な機能まとめ
1. デザインツールとしての基本性能
- ベクター編集(Illustratorのようなパス操作)
- オートレイアウト(レスポンシブデザイン向け)
- コンポーネント化(再利用可能なUIパーツ)
- スタイル設定(色、テキスト、効果などを一元管理)
2. プロトタイピング
- ページ間のリンク設定
- 画面遷移のアニメーション設定
- フルスクリーンでのプロトタイプ表示(クライアントプレゼンに最適)
3. チームコラボ機能
- コメント機能(ファイル上に直接コメント可能)
- 編集権限管理(閲覧専用 or 編集可)
- FigJamとの連携(ホワイトボード機能)
4. プラグインとAIの活用
- UnsplashやIconifyで素材を直接挿入
- Figma AIでオートレイアウト、自動配色などの支援(2024年以降さらに強化中)
無料でもここまで使える!Figmaの料金プラン
Figmaはフリーミアムモデルを採用しており、無料でもかなりの機能が使えます。
プラン名 | 料金 | 主な対象 | 機能概要 |
---|---|---|---|
Free | 無料 | 個人・初心者 | 無制限ファイル、最大3人での共有、プロトタイプ機能 |
Professional | $12/月 | フリーランス・中小チーム | 高度な権限設定、バージョン履歴、チームライブラリ |
Organization | $45/月 | 企業・大規模組織 | SSO対応、管理機能、プラグイン制限など |
初心者や学習目的であれば、Freeプランでも十分に強力です。
Figmaが人気な理由:実際に使って感じたメリット
1. ブラウザで動くから軽快&どこでもアクセス
MacでもWindowsでも関係なく、Chromeさえあればすぐに作業開始できます。
2. コード化を意識したデザインがしやすい
エンジニア目線でも使いやすく、CSSのようにレイアウト構成できるため、実装しやすいUIが作れます。
知っておくと便利!
Figmaでは、CSS Gridに似た「Auto Layout」機能を使えば、レスポンシブデザインを簡単に実現できます。この機能を使いこなせば、デザインからコードへの変換がスムーズになりますよ!
3. チーム開発と相性抜群
特にリモート時代には「今どこ編集してる?」「最新版はどれ?」という混乱が起きにくい。Gitのように履歴も残るので、安心です。
FigmaとAIのこれから:どこまで進化する?
Figmaは2023年以降、AIとの統合をどんどん進めています。
たとえば:
- 自動レイアウト提案(レイアウト補正AI)
- 自動カラーパレット生成
- 音声操作やナチュラルランゲージによるプロトタイピング
将来的には「Figmaに口頭で仕様を伝えたらUIが完成する」なんてことも現実になりそうです。
デザイナーは仕事を失う?
AIがデザインを自動化しても、クリエイティブな発想やユーザー体験設計の本質は人間にしかできません。むしろAIを使いこなすスキルが新たな武器になるでしょう。
デザイナーだけじゃない!Figmaは誰にとっても便利なツール
Figmaは、UI/UXデザイナー以外にもこんな人におすすめ:
- エンジニア:実装前に動きの確認ができる
- プロジェクトマネージャー:全体像の把握がしやすい
- マーケター:キャンペーンページのモック作成に最適
Figmaを使えば、この全工程をひとつのツールで完結できるのが最大の強みです。
まとめ:Figmaを使わない理由がない時代へ
Figmaは、単なるデザインツールではなく、開発・運用チーム全体をつなぐ「共通言語」となっています。
デザイン未経験でも「とりあえず触ってみる」だけで直感的に使えるUIなので、これからデザインを始めたい人にはぴったりの入り口です。
アクションのすすめ
Figmaをまだ使ったことがないなら、公式サイトから無料登録して、まずは1枚のワイヤーフレームを作ってみましょう。
チームで使うなら、FigJamとの連携でアイデア出しからデザインまで一気通貫できますよ!
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