🎯 クロージャとは？

クロージャは、「あとで実行できる小さなコードのかたまり」です。普通の関数のように動きますが、変数として保存して、渡したり、好きなタイミングで呼び出したりできるのが特徴です！

☕ カフェで注文するイメージ

カフェに行って「ラテをください」と注文しますよね？これがクロージャのイメージです。あなた（コードを書く人）が、バリスタ（Swiftの関数）に「何をするか」をメモして渡します。

Swiftコード例

func makeDrink(order: (String) -> Void) {
    order("Latte")
}

makeDrink { drinkName in
    print("Making a \(drinkName)!")
}

結果 ➡️ Making a Latte! と出力されます。

🧠 どうして変数名（drinkName）が必要？

クロージャでは、Swiftから渡される値（”Latte”）を受け取るための名前が必要です。この例では、drinkNameがそれに当たります。

🤔 Swiftでなぜクロージャが必要なの？

Swiftでは、コードの一部を後で実行するためや、動きを柔軟に変えたいときにクロージャがとても便利です。例えば：

• ボタンが押されたときに何かする（イベントハンドリング）
• リストの各アイテムを別々の方法で表示したい（カスタム処理）
• ネットワーク通信が完了したときに、受け取ったデータを使いたい

つまり、「あとで、タイミングを選んで、柔軟にコードを実行したい」というときにクロージャは欠かせない存在なのです！

💻 クロージャのリアルな使用例（Swiftコード）

ボタンが押されたときのクロージャ例

import SwiftUI

struct ContentView: View {
    var body: some View {
        Button("Tap Me") {
            print("Button was tapped!")
        }
    }
}

この例では、Buttonにクロージャを渡して、「タップされたらどうするか」を後から定義しています！これがクロージャのリアルな使い方です。

📦 流れまとめ

• 関数 makeDrink がクロージャを受け取る
• 関数内で order("Latte") を呼ぶ
• クロージャが drinkName に”Latte”を受け取る
• “Making a Latte!” を出力